クラフトビールは飲みやすい?初心者向けの選び方とタイプ別のおすすめ

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クラフトビールは飲みやすいかを解説する記事のアイキャッチ画像。オレンジやベリーを添えた飲みやすそうな黄金色のクラフトビールと、紺色と金色基調のデザイン。
本記事はお酒を楽しむ成人の方向けです。
20歳未満の飲酒は法律で禁止されています。

「クラフトビールって苦いんでしょう?」

そう聞かれることが、僕は本当に多いです。

実は、僕自身も最初に手に取った1本があまりに強烈で、しばらくクラフトビールから距離を置いていた時期があります。

後になって分かったのは、苦く感じるかどうかは銘柄ごとの個性の話で、クラフトビールというジャンルそのものが苦いわけではないということでした。

この記事では、飲みやすさが何で決まるのかという結論から、好みのタイプ別の選び方、実際に飲みやすいと感じた銘柄まで、実飲経験を交えてお伝えします。

この記事でわかること
  • 飲みやすさは何で決まるのか(結論)
  • なぜ「クラフトビールは苦い」と感じてしまうのか
  • 好みのタイプ別、飲みやすい銘柄の選び方
  • 選ぶときに見るべき3つのポイント
  • もっと飲み比べたくなったときの次の一歩

※この記事はお酒に関する内容です。20歳未満の方の飲酒は法律で禁止されています。
 飲酒運転はおやめください。妊娠中・授乳中の方もご遠慮ください。

目次

結論:飲みやすさは「好みのタイプ」で見極める

好みのタイプ別に並んだ3種のクラフトビール。飲みやすさは好みで決まることを表す一枚。

結論から言うと、「飲みやすいクラフトビール」は1つではありません

苦味・甘さ・香りの感じ方は人によって違うので、自分がどのタイプに近いかを知ることが、飲みやすい1本に出会う一番の近道です。

例えば苦味が苦手な人には、苦味の数値が低い銘柄が向いていますし、すっきりした飲み口が好きな人には、ピルスナー系のクリアな1本が合います。

つまり、ランキングの1位を探すのではなく、自分の好みのタイプを先に決めてから選ぶのが、飲みやすさへの最短ルートです。

なぜ「クラフトビールは飲みにくい」と感じるのか

ホップの香りが強い黄金色のIPAとホップの実。クラフトビールが飲みにくく感じる理由(ホップの主張の強さ)を表す一枚。

クラフトビールが大手ビールより飲みにくく感じられる主な理由は、ホップや香りの主張が強い銘柄が多いことです。

ビールの苦味は「IBU(苦味の数値指標、高いほど苦い)」という数値で表されることが多く、銘柄によってかなり差があります。

実際、今回ご紹介する銘柄の中でも、水曜日のネコ(IBU11)とよなよなエール(IBU35)では、苦味の数値に3倍以上の差があります。

最初に飲んだ1本がたまたまIBUの高い銘柄だったために、「クラフトビール=苦い」というイメージがついてしまうことは少なくありません。

もう1つの指標がABV(アルコール度数です。

度数の高さと苦味の強さは必ずしも一致しませんが、5%前後のものを選んでおくと、味わいのクセも比較的穏やかな傾向にあります。

タイプ別:あなたに合う飲みやすい1本の選び方

オレンジやベリーを添えた、フルーティで飲みやすいクラフトビール。タイプ別の選び方を表す一枚。

ここからは、好みのタイプ別に飲みやすい銘柄をご紹介します。

甘い香りが好きな方、すっきりした飲み口が好きな方、軽い苦味から挑戦したい方——タイプによって合う銘柄は変わってきます。

甘い・フルーティー系が好きな人へ

苦味が少なく、香りの華やかさや小麦由来のやさしい甘みを楽しみたい方には、次の4本がおすすめです。

水曜日のネコ

ヤッホーブルーイングの水曜日のネコは、ベルジャンホワイトというスタイルで、ABV5.0%・IBU11と苦味がごく控えめな1本です。

オレンジピールとコリアンダーの爽やかな香りに、小麦由来のやわらかな甘みが重なり、レモン入り炭酸水のような軽やかさがあります。

5軸採点
  • 苦味:1/5
  • 香り:4/5
  • 甘さ:3/5
  • コク:2/5
  • 飲みやすさ:5/5

こんな人に向いています
苦味が苦手な人
軽いお酒が好きな人
クラフトビール初心者

価格は350ml缶で260〜330円が目安です(最新価格はリンク先でご確認ください)。

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常陸野ネストビール ホワイトエール

木内酒造の常陸野ネストビール ホワイトエールも同じベルジャン・ホワイト系で、ABV5.5%・IBU13。

柑橘とスパイスの香りが華やかで、オレンジピールを搾った小麦ビールのような印象です。

5軸採点
  • 苦味:1/5
  • 香り:4/5
  • 甘さ:3/5
  • コク:3/5
  • 飲みやすさ:5/5

こんな人に向いています
苦いビールが苦手な人
香りを楽しみたい初心者
入門の1本目を探している人

330ml瓶で400〜500円が目安です。

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大阪渋谷麦酒 河内乃えーる ヴァイツェン

河内乃えーる ヴァイツェンは、ABV5.0%・IBU15のヴァイツェン(小麦麦芽を使ったスタイル)。

バナナやクローブを思わせる香りと、小麦のやさしい甘みが特徴で、苦味はほぼ感じません。

ただし注意点として、苦味やパンチのある味を求める方には少し物足りなく感じられるかもしれません。

5軸採点
  • 苦味:1/5
  • 香り:4/5
  • 甘さ:3/5
  • コク:3/5
  • 飲みやすさ:5/5

こんな人に向いています
苦味が苦手な人
フルーティーな香りが好きな人
初心者

330ml瓶で500〜650円程度です(店舗により変動)。

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ONE’s BREWERY KLS(ケルシュ)

KLSは、ケルシュというスタイルで、ABV5.0%・IBU20。

リンゴや花を思わせる軽やかな香りで、果実感がありながらドライな飲み口です。

派手さよりも上品さを楽しみたい方に向いている1本です。

5軸採点
  • 苦味:2/5
  • 香り:3/5
  • 甘さ:2/5
  • コク:3/5
  • 飲みやすさ:5/5

こんな人に向いています
初心者
苦味が苦手な人
軽快な味わいが好きな人

350ml缶で500〜650円程度です。

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すっきり・キレ重視の人へ

香りや甘みよりも、炭酸のキレやクリアな後味を楽しみたい方には、次の2本が合います。

COEDO 瑠璃 -Ruri-

コエドブルワリーのCOEDO 瑠璃は、ピルスナーというスタイルで、ABV5.0%・IBU25。

澄んだ黄金色で、炭酸のキレが良く、後味がすっきりしているのが特徴です。

ハイボールのようなクリアな飲み口、と言えば想像しやすいかもしれません。

5軸採点
  • 苦味:2/5
  • 香り:3/5
  • 甘さ:2/5
  • コク:3/5
  • 飲みやすさ:5/5

こんな人に向いています
クラフトビール初心者
苦味が強いのは苦手な人
まずは失敗したくない人

350ml缶で300〜350円が目安です。

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サンクトガーレン ゴールデンエール

ゴールデンエールは、ABV5.0%・IBU20。

ほのかな柑橘と花の香りに、軽めの甘さとキレの良い炭酸が重なる、個性は穏やかながら安定感のある1本です。

5軸採点
  • 苦味:2/5
  • 香り:3/5
  • 甘さ:2/5
  • コク:3/5
  • 飲みやすさ:5/5

こんな人に向いています
クラフトビール初心者
失敗したくない人
軽快なビールが好きな人

330ml瓶で430〜550円程度です。

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軽い苦味から挑戦したい人へ

苦味ゼロではなく、ほどよい苦味と香りのバランスを楽しみたい方には、次の3本がおすすめです。

よなよなエール

ヤッホーブルーイングを代表するよなよなエールは、アメリカンペールエールで、ABV5.5%・IBU35。

苦味は後半にじわっと広がる程度で、強すぎないバランス。

グレープフルーツの皮を思わせる柑橘香が豊かで、クラフトビールらしい個性を最初に体験するには手頃な1本です。

5軸採点
  • 苦味:3/5
  • 香り:4/5
  • 甘さ:2/5
  • コク:3/5
  • 飲みやすさ:4/5

こんな人に向いています
クラフトビール初心者
香り重視派
苦すぎるのが苦手な人

350ml缶で260〜330円が目安です。

[ポチップ: よなよなエール — 公式 / Amazon / 楽天]

伊勢角屋麦酒 ペールエール

伊勢角屋麦酒のペールエールも同じアメリカン・ペールエール系で、ABV5.0%・IBU35。

グレープフルーツの皮のような爽やかな苦味と香りが特徴で、強すぎない苦味バランスです。

5軸採点
  • 苦味:3/5
  • 香り:4/5
  • 甘さ:2/5
  • コク:3/5
  • 飲みやすさ:4/5

こんな人に向いています
初めてペールエールを飲む人
食事と合わせたい人
バランス型を探している人

330ml瓶で450〜550円程度です。

[ポチップ: 伊勢角屋麦酒 ペールエール — 公式 / Amazon / 楽天]

常陸野ネストビール ペールエール

木内酒造のペールエールは、ABV5.5%・IBU32。

柑橘や松を思わせる香りと、ほどよい苦味のバランスが特徴です。

ラガー系の銘柄に比べると苦味は強めなので、ホワイトエールから一歩進みたい方向けの選択肢です。

5軸採点
  • 苦味:3/5
  • 香り:4/5
  • 甘さ:2/5
  • コク:3/5
  • 飲みやすさ:4/5

こんな人に向いています
ホワイトエールの次に進みたい人
苦味を少し楽しみたい初心者
食事と合わせたい人

330ml瓶で400〜500円が目安です。

[ポチップ: 常陸野ネストビール ペールエール — 公式 / Amazon / 楽天]

参考:ヤッホーブルーイング公式木内酒造公式COEDOブルワリー公式サンクトガーレン公式ONE’s BREWERY公式大阪渋谷麦酒公式伊勢角屋麦酒公式

選ぶときに見るべき3つのポイント

クラフトビールのグラスと数本の缶、メモ帳を並べた、選び方を考える情景。3つのポイントを表す一枚。

タイプ別の候補を見ても迷う場合は、ラベルやECサイトの表示で次の3点を確認してみてください。

IBU(苦味の数値)を見る

IBUが低いほど苦味は控えめです。

今回ご紹介した中では、水曜日のネコ(IBU11)やホワイトエール系(IBU13〜15)が低め、よなよなエール(IBU35)が高めの部類に入ります。

ABV(アルコール度数)を見る

5%前後のものを選んでおくと、味わいのクセも比較的穏やかな傾向にあります。

7%を超えるような高アルコール・高IBUの銘柄は、最初の1本としてはハードルが高くなりがちです。

スタイル名で系統を見る

「ホワイトエール」「ヴァイツェン」「ケルシュ」「ピルスナー」は、苦味が控えめで飲みやすい系統が多いスタイルです。

逆に「IPA」「ダブルIPA」は苦味が強めの系統なので、飲みやすさ重視の場合は最初の1本には選びにくいかもしれません。

もっと飲み比べてみたい人へ

木のパドルに並んだ色違いの小さなクラフトビール数種。飲み比べを楽しむ様子を表す一枚。

今回ご紹介した銘柄が気に入ったら、もう少し範囲を広げて飲み比べてみるのもおすすめです。

まずは、好みのテイストジャンルで横に広げて、その後は縦にすすむように軽いテイストへ、または重めや苦味のあるテイストへ飲み比べていくと良いですよ。

より幅広い銘柄から探したい方向けの記事はこちら👇

複数本まとめて好みを見つけたい方向けの記事はこちら👇

まずは近所で手軽に試したい方向けの記事はこちら👇

よくある質問(FAQ)

クラフトビール初心者にまず試してほしいスタイルは?

ホワイトエールやヴァイツェン、ケルシュなど、苦味が控えめで香りがやさしいスタイルから試すのがおすすめです。

今回ご紹介した中では、水曜日のネコや常陸野ネストビール ホワイトエールが入りやすい1本です。

飲みやすいクラフトビールの度数はどのくらいですか?

今回ご紹介した銘柄は、いずれもABV5.0〜5.5%程度です。

度数自体が極端に高いわけではないので、度数の高さよりも苦味(IBU)の方が飲みやすさへの影響は大きいと感じています。

苦いのが苦手でも本当に飲めますか?

はい、楽しめます。

水曜日のネコ(苦味1/5)のように、苦味の数値が低い銘柄から選べば、苦味が苦手な方でも無理なく楽しめます。

飲みやすい銘柄でも、注意することはありますか?

保存方法には注意が必要です。

今回ご紹介した銘柄はいずれも要冷蔵が基本で、高温や直射日光を避けて保存することが推奨されています。

まとめ:結論、飲みやすさは好みで選ぶ

夕暮れの光の中で掲げられた一杯の黄金色のクラフトビール。記事の締めくくりの乾杯を表す一枚。

ここまで、飲みやすいクラフトビールの選び方を、タイプ別にご紹介してきました。

要点をまとめると、次の3つです。

まとめ
  • 飲みやすさは「好みのタイプ」で決まる(ランキングの1位ではない)
  • 苦味が苦手な方は、IBUが低いホワイトエール・ヴァイツェン系から
  • すっきり派はピルスナー系、軽い苦味から挑戦したい方はペールエール系

迷ったら、まずは水曜日のネコのような低IBUの1本から試してみてください。

最後まで読んでくださり、ありがとうございます。

今日もお疲れ様でした。

それでは、カンパーイ!

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