Y.MARKET BREWING(ワイマーケットブルーイング)訪問レポート!名古屋・名駅で4杯飲んでわかった実力

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Y.MARKET BREWING KITCHENの入口。発光した店名サインの下に樽が積まれ、名古屋・名駅のブルーパブらしい雰囲気が伝わる
本記事はお酒を楽しむ成人の方向けです。
20歳未満の飲酒は法律で禁止されています。
こはく

ブルワリー併設のお店って、ちょっと入りにくくない?常連さんばっかりだったらどうしようって思っちゃう。

麦造

その気持ちは分かるんだよ。俺だって初めての醸造所は、入口の前で一回止まるってわけだ。

こはく

でしょ?しかも何を頼めばいいのか分からないし、お会計がいくらになるのかも読めないんだよね。

麦造

そこは数字で見れば怖くないんだよ。このお店は330mlのRサイズから頼めるから、4杯飲んでも合計1,320ml。缶ビール3本ぶんにも届かないってわけだ。

こはく

え、それで4,000円弱なんだ!それなら1人でも行ってみたいかも!

名古屋・名駅から歩いて数分、柳橋の交差点に「BEER」の縦看板が灯っています。

見上げると、3階が柳橋TERRACE、2階がY.MARKET BREWING KITCHEN。

そして1階が、醸造所です。

前から気にはなっていたのですが、僕もしばらく前を素通りしていました。

醸造所が併設されたお店、いわゆるブルーパブって、なんとなくハードルが高く感じませんか。

先に結論をお伝えします。

平日の18時に1人で入って、330mlを4杯とフードを1品。

メニュー表記での合計は3,760円でした。

そして4杯の中でいちばん驚いたのが、IBU(苦味の数値指標、高いほど苦い)が11.23しかないルプリンネクターです。

数字がいちばん低いのに、ホップをいちばん強く感じました。

この記事は、2026年7月23日に僕が実際に訪ねたときの記録です。

写真も、値段も、飲んだ順番も、全部そのまま載せています。

この記事でわかること
  • Y.MARKET BREWINGがどんなブルワリーなのか(1階が醸造所という構造の話)
  • 1人で入っても平気なのか、平日の混み具合はどうか
  • 実際に飲んだ4杯の味と値段(メニュー写真つき)
  • IBUの数字と、実際に感じる苦味がズレる理由
  • 気に入った1本を缶で持ち帰る方法と、通販での買い方

読み終えるころには、次に名古屋へ行く予定ができたとき「あそこに寄ろう」と思える状態になっているはずです。

※お酒は20歳になってから。
※飲酒運転は法律で禁止されています。
※妊娠中・授乳中の飲酒は控えてください。

目次

Y.MARKET BREWING(ワイマーケットブルーイング)はどんなブルワリー?

まず、どんな醸造所なのかを短くまとめておきます。

運営しているのは株式会社ワイマーケットで、設立は2012年。

2014年に製造免許を取得し、「Primale」という銘柄で初仕込みを行っています。

ブランド名の由来は、柳橋中央卸売市場です。

市場のなかにあった、かつて寿司店だった建物が原点になっています。

地名でも創業者の名前でもなく、市場の名前を背負っているところに、この醸造所の立ち位置が出ている気がします。

そして2018年、名古屋市西区に第二醸造所「ワイマーケットブルーイング名古屋西」を開業。

缶ビールの販売が始まったのも、この2018年からです(参考:Y.MARKET BREWING 公式サイト(ABOUT))。

公式サイトには「12年間で500種類以上」という記載もあります。

500種類と聞くと、実験的なブルワリーを想像するかもしれません。

でも実際に飲んでみると、遊びのある銘柄と、毎日飲める定番が、きちんと両立していました。

クラフトビールそのものの成り立ちについては、クラフトビールとは?地ビールとの違い・特徴・魅力でも解説しています。

名駅から歩いて、1階の醸造所をガラス越しに見ながら入店

名古屋・名駅の柳橋にあるY.MARKET BREWINGの建物全景。3階建てで縦にBEERの看板が並んでいる
柳橋の交差点に立つ縦長のビル。3階から1階まで、全部ビールのための建物です。

このお店の面白さは、建物の縦の構造にそのまま出ています。

まず、壁を見上げてください。

Y.MARKET BREWINGの壁面サイン。3F柳橋TERRACE、2Fワイマーケットブルーイングキッチンの表示とBEERの縦看板
壁の表示を読むだけで、どのフロアが何なのか分かります。初めてでも迷いませんでした。

3Fが柳橋TERRACE、2FがY.MARKET BREWING KITCHENと、壁に直接書かれています。

そして視線を下ろすと、1階の壁に発酵タンクをかたどったロゴがあります。

Y.MARKET BREWINGの1階外壁にある発酵タンク型のロゴマーク
1階の壁にあるのは発酵タンクのかたち。ここが造る場所だという合図です。

3階がテラス、2階が飲む場所、そして1階が造る場所です。

上から下まで、この建物ぜんぶがビールでできています。

看板を読むだけで店の全体像がつかめるので、初めてでも迷いませんでした。

しかも1階は、ガラス張りです。

Y.MARKET BREWINGの1階醸造所をガラス越しに見たところ。配管やタンク、作業スペースが見える
ガラスに映り込んでいるのは、スマホを構えた僕です。通りから設備が普通に見えます。

配管や作業スペースが、通りから普通に見えます。

「1階で造ったものを2階で飲む」というのが、うたい文句ではなく目で確認できる。

これ、飲む前の気分がけっこう変わります。

ちなみに写真のガラスに映り込んでいるのは、スマホを構えている僕です。

入口に回ると、店名のサインの下に樽が積まれていました。

奥に進むと、フロア案内が貼ってあります。

Y.MARKET BREWING KITCHENの入口にあるフロア案内。1F BREWERY、2F PUB&KITCHEN、3F PARTYの表示
奥まで進むとこの案内板。ここまで来れば、あとは階段を上がるだけでした。

1F BREWERY2F PUB&KITCHEN3F PARTYと並んでいます。

ここまで来れば、あとは階段を上がるだけです。

そして、これは行ってみて初めて分かったことなのですが。

平日の18時の時点で、すでに5グループの予約が入っていました。

木曜日の、まだ早い時間です。

正直、想像していたより人気店でした。

とはいえ僕は1人で入って、普通に飲めています。

混んではいるけれど、1人客が浮くお店ではない

これが、行く前にいちばん知りたかったことでした。

実際に飲んだ4杯を、飲んだ順にレビュー

Y.MARKET BREWINGで飲んだ4杯を飲んだ順に並べた比較画像。パープルスカイペールエール、ヒステリックIPA、ルプリンネクター、プロジェクトDIPAの色の違いがわかる
飲んだ順に左上から。ABVは5.5%→7.0%→7.5%→8.0%で、結果的にきれいな軽い順でした。
こはく

4杯も飲むとき、順番って気にしたほうがいいのかな?

麦造

気にしたほうがいいんだよ。舌は直前に受けた刺激に慣れるから、濃いものを先に飲むと後の一杯が薄く感じるってわけだ。

こはく

だから軽いほうから!逆にしたら、せっかくの1杯がもったいないね。

飲む順番について、僕にはひとつ持論があります。

それは、軽いテイストから飲むことです。

濃いものや重いものを先に飲んでしまうと、そのあとの軽い一杯がさらに軽く感じてしまって、満足度が下がるからです。

このあたりの考え方は、クラフトビール飲み比べセット通販おすすめ6選でも触れています。

で、この日の4杯を並べてみると、こうなりました。

ABV(アルコール度数)で5.5%、7.0%、7.5%、8.0%。

意識していたわけではないのですが、結果的にきれいな「軽い順」になっていました

タップの並びを見ながら選ぶと、自然とこうなるのかもしれません。

順番に紹介していきます。

1杯目:Purple Sky Pale Ale(パープルスカイペールエール)

Y.MARKET BREWINGで1杯目に飲んだパープルスカイペールエール。黄金色でロゴ入りグラスに注がれている
R(330ml)800円。ペールエールのつもりで頼むと、思ったより攻めてきます。
  • スタイル:American Pale Ale
  • IBU 24/ABV 5.5%
  • ホップ:US Citra
  • R(330ml)800円

色は、ペールエールらしい黄金色です。

一口飲んで、思ったより攻めているな、と感じました。

まるでIPA(インディア・ペールエール、苦味と香りが強めのスタイル)のようにフルーティーで、苦味も程よくしっかりしています。

飲み終わったあとも、ホップの風味の余韻がしっかり残る。

ここで正直なことを書いておきます。

この1杯目、僕の感覚では「クラフトビール中級者向き」のテイストでした。

初心者の方が1杯目にいきなりこれを頼むと、想像より個性が強く感じられるかもしれません。

もちろん美味しいのですが、「ペールエール=やさしい入門編」というイメージで頼むと、少し驚くと思います。

苦味そのものに不安がある方は、先にクラフトビールは飲みやすい?初心者向けの選び方を読んでおくと、頼むときの目安がつかめます。

2杯目:Hysteric IPA(ヒステリックIPA)

Y.MARKET BREWINGの2杯目ヒステリックIPA。濃い琥珀色でIPAらしい輝きがある
ホップ5種でIBU 77.0。グラスを近づけた時点で、もう香りがIPAでした。
  • スタイル:American IPA
  • IBU 77.0/ABV 7.0%
  • ホップ:US Simcoe、US Citra、US Chinook、NZ Motueka、US Mosaic
  • R(330ml)800円

色が、ぐっと濃くなりました。

深い琥珀の色で、IPAらしい輝きがあります。

グラスを近づけた時点で、もう香りがIPAです。

一口目は、麦芽の旨味とホップの苦味のバランスがとても良い。

そのあと、口全体と喉の奥にホップの風味がじわっと広がっていきます。

ホップが5種類も使われているので、香りに層がある感じがしました。

1杯目からの流れとして、この順番は正解だったと思います。

3杯目:Lupulin Nectar(ルプリンネクター)

Y.MARKET BREWINGの3杯目ルプリンネクター。ヘイジーIPAらしい白濁した色合い
この日のいちばん。IBU 11.23とは思えないジューシーさで、思わずメニューを二度見しました。
  • スタイル:New England Double IPA
  • IBU 11.23/ABV 7.5%
  • ホップ:US Cascade、US Mosaic、US Citra、AU Galaxy
  • R(330ml)1,080円

この1杯が、今回のいちばんです。

色は、ヘイジーIPAらしい白濁。

グラスに顔を近づけると、桃のネクターのようなフルーツの香りが立ちます。

そして口に含むと、めちゃくちゃジューシーでした。

ホップの風味が口いっぱいに広がって、それでいて苦味のバランスが崩れない。

思わずメニューを二度見しました。

表記は、IBU 11.23

これでこの飲みごたえなのか、と。

そのとき、店員さんが教えてくれたんですが、Y.MARKET BREWINGで使用しているホップは、愛知県豊田市の稲武という場所で育てているフレッシュホップを使用してるとのことでした。

原料の一部を自分の県で育てているブルワリーは、そう多くはないんですが、だからこんなに香り豊かで美味いんだと納得してしまいました。

このビールの話は、次のセクションでもう少し掘り下げます。

僕はもともと、しっかり重めで苦味もそこそこあって、フルーツ感があってジューシーなものが好きな傾向です。

最近になって「自分はヘイジーIPAが好きなのかもしれない」と思い始めていたところだったので、この一杯には納得しかありませんでした

4杯目:Project DIPA(プロジェクトディーパ)

Y.MARKET BREWINGの4杯目プロジェクトDIPA。IPAらしい濃いめの色合いのダブルIPA
訪問時はNEW表記つき。IBU 102.8が、一口目でガツンと来ます。
  • スタイル:Double IPA
  • IBU 102.8/ABV 8.0%
  • ホップ:Citra、Chinook、Idaho7
  • R(330ml)1,080円

訪問時にNEW表記が付いていた一杯です。

色は、ペールエールの琥珀色より少し濃いめ。

香りは、ホップに何かが合わさったような感じで、意外にもライトでした。

そこから一口飲むと、印象が反転します。

IBU 102.8が、ガツンと味覚を攻めてきます。

ただ、押し切って終わりではありません。

その奥からペールエールの要素が顔を出してきて、アメリカのIPAらしい輪郭が見えてきます。

苦味も、味わいも、酔い心地も、全部しっかり提示してくる。

パンチの効いた一杯でした。

4杯目に持ってきて正解だったと思います。

IBU11.23がいちばんホップを感じた、という話

こはく

IBUが低いほど苦くないんだよね?なのに11.23がいちばんホップを感じたって、どういうこと?

麦造

IBUは苦味成分の量を測った数字なんだよ。ホップの「香り」の量を測ってるわけじゃないんだ。

こはく

あ、苦味と香りは別物なんだ。じゃあ数字だけ見てもダメってことか!

この日の4杯を、IBUの順に並べてみます。

飲んだ順銘柄スタイルIBUABV
1杯目Purple Sky Pale AleAmerican Pale Ale245.5%
2杯目Hysteric IPAAmerican IPA77.07.0%
3杯目Lupulin NectarNew England Double IPA11.237.5%
4杯目Project DIPADouble IPA102.88.0%

24、77、11.23、102.8。

数字だけを見れば、3杯目がいちばんおとなしいはずです。

でも実際にいちばんホップを浴びたのは、その3杯目でした

なぜこうなるのか。

IBUが測っているのは「苦味成分の量」であって、「ホップの香りの量」ではないからです。

ヘイジーIPA(New England IPA)は、煮込む段階でホップを大量に入れて苦味を出すのではなく、発酵の後半にホップを漬け込む作り方が中心になります。

こうすると、苦味の数値は上がらないまま、香りと口当たりだけが濃くなる。

だからIBUが低いのに、ホップを強烈に感じる一杯が成立します

逆に4杯目のProject DIPAは、IBU 102.8という数字がそのまま舌に来ました。

同じ「ホップの効いたビール」でも、設計思想がまるで違うわけです。

IBUの数字はこう読むと失敗しません
  • IBUは苦味の指標であって、香りの強さではない — 香りはスタイルとホップの入れ方で決まります
  • 同じIBUでも、麦芽の甘みが強いと苦味は弱く感じる — 数字は相対的な目安です
  • ヘイジー系はIBUが低くてもホップ感が強い — 低い数字を見て「薄そう」と判断しないでください

このあたりのスタイルごとの違いは、クラフトビールの種類を早見表でまるごと解説にまとめてあります。

数字に振り回されるより、スタイルの名前で当たりをつけるほうが、結果的に近道です。

苦味そのものが苦手で足が止まっている方には、ビール苦手は卒業できる!元・苦手が教える克服ステップも参考になると思います。

名古屋メシと合うのは、たぶん偶然じゃない

Y.MARKET BREWINGのオリジナルスパイスをまとった手羽先。ミニバケツと一緒に提供される
味付けは濃いめ。IBU 77.0のHysteric IPAと合わせると、しっかり噛み合いました。

クラフトビールに手羽先、と聞くと意外に思われるかもしれません。

味の濃いもの同士でケンカしそうな気もしますよね。

フードは、ワイマーケットの手羽先(チキンウイング)を頼みました。

オリジナルスパイスがまぶしてあって、味付けはしっかり濃いめです。

そして食べながら、ひとつ腑に落ちたことがあります。

名古屋のご飯って、そもそも味付けが濃いものが多いですよね。

味噌カツも、味噌煮込みうどんも、手羽先も。

そしてこのお店のビールも、テイストがしっかりしたものが多いんです。

この日飲んだ4杯だって、ABVが5.5%から8.0%で、ホップの主張が強い銘柄が並んでいました。

つまり、濃い料理には、負けないビールが要る

土地の食べ物と、その土地のブルワリーが造るビール。

この2つの方向性が揃っているのは、たぶん偶然ではありません。

濃い味付けの手羽先に、IBU 77のHysteric IPAを合わせる。

これが噛み合ったとき、「ああ、名古屋で飲んでいるな」と思いました。

ペアリングというと難しく聞こえますが、味の濃さのレベルを合わせる

まずはこれだけで十分です。

メニューと会計(2026年7月23日の訪問時点)

Y.MARKET BREWING KITCHENのビールリスト1枚目。パープルスカイ、ヒステリックIPA、ルプリンネクター、ヒュッゲのスペック表
銘柄ごとに数値とホップまで書かれているので、分からないまま頼まなくて済みます。
麦造

ここのメニューは親切なんだよ。銘柄ごとにIBU、ABV、スタイル、使ってるホップまで全部書いてあるってわけだ。

こはく

えっ、それってメニューを見るだけで勉強になるじゃん!

このお店、メニューがとにかく親切でした。

銘柄ごとにIBU、ABV、スタイル、使用ホップ、そして説明文まで書かれています。

こういうお店は、初心者ほどありがたいはずです。

分からないまま頼まなくて済みますから。

Y.MARKET BREWING KITCHENのビールリスト2枚目。純生アルトとプロジェクトDIPAのスペック、缶ビール販売の案内
サイズはR(330ml)とL(490ml)の2種類。お土産用の缶の案内もここにあります。

サイズはR(330ml)とL(490ml)の2種類です。

僕はいろいろ飲みたかったので、全部Rにしました。

訪問時のメニュー表記を書き出すと、こうなります。

銘柄R(330ml)L(490ml)
Purple Sky Pale Ale800(880)1,100(1,210)
Hysteric IPA800(880)1,100(1,210)
Lupulin Nectar1,080(1,188)1,380(1,518)
Project DIPA1,080(1,188)1,380(1,518)
Pure Draft Dusseldorf Altbier880(968)1,180(1,298)

4杯すべてRサイズで、メニュー表記の合計は3,760円でした。

カッコ内の数字で計算すると4,136円になります。

カッコ内が税込かどうかはメニューの表記からは断定できないので、ここでは「訪問時のメニュー表記」としてそのまま載せておきます。

いずれにしても、330mlを4種類飲んで4,000円前後という感覚です。

1杯あたりで見れば、専門店としては納得の価格帯だと思います。

価格とタップリストは変わります

ここに書いた価格・スタイル・タップの顔ぶれは、すべて2026年7月23日に僕が見たメニューの内容です。

クラフトビールは仕込みのサイクルで銘柄が入れ替わりますし、価格も改定されます。

行く前には必ずワイマーケット ブルーイング キッチン 公式サイトで最新の情報を確認してください。

いちばんはルプリンネクター。気に入ったら缶で持ち帰れます

持ち帰ったルプリンネクターの缶。深緑に黄緑のジグザグ柄でNEW ENGLAND DOUBLE IPAと書かれている
持ち帰った1本。370ml・ABV 7.5%で、店で飲んだのと同じスペックです。
こはく

4杯とも良かったなら、どれか1本だけ選ぶとしたらどれになるの?

4杯とも良かったのですが、迷いません。

この日のいちばんは、Lupulin Nectarです。

理由は、香りの強さと飲みやすさが両立していたから。

こはく

迷わず即答なんだ!それは相当だったんだね。

麦造

しかもこの銘柄は缶があるんだよ。370mlでABV7.5%、店で飲んだのと同じスペックのまま持って帰れるってわけだ。

ABV 7.5%というのは決して軽いお酒ではありません。

それなのに、口当たりが柔らかくて、するっと飲めてしまう。

桃のネクターのような香りに引っ張られて、気づいたらグラスが空いていました。

そして、この銘柄には裏付けもあります。

Lupulin Nectarは、インターナショナル・ビアカップの2020年と2021年で、いずれも銀賞を受賞しています!(参考:インターナショナル・ビアカップ2020 受賞ビール一覧2021 受賞ビール一覧)。

2020年はJuicy or Hazy Imperial India Pale Ale、2021年はJuicy or Hazy India Pale Aleの部門です。

ちなみに、店内にはメダルが2つ飾られていました。

どの年のものかまでは確認していないので、そこは想像でつなげずにおきます。

缶で持ち帰れます

こんな人に向いています
・飲んで気に入った銘柄を、その日のうちに家へ持ち帰りたい方
・名古屋のお土産を「その土地でしか買えないもの」にしたい方
・お店で感じた余韻を、自宅でもう一度ゆっくり味わいたい方

ルプリンネクターの缶の裏面。MADE IN NAGOYA JAPANの表示が入っている
名古屋で造られたものを名古屋で買って帰る。この当たり前が、なんだか嬉しくなります。

僕は結局、Lupulin Nectarの缶を1本買って帰りました。

店頭でお土産用の缶ビールを販売していて、食事の会計と合算できます(メニューにその案内が書かれています)。

会計のときにスタッフの方へ声をかけるだけなので、手間もありません。

缶を裏返すと、「MADE IN NAGOYA JAPAN」の白い帯が入っていました。

名古屋で造られたものを名古屋で買って帰る、という当たり前のことが、なんだか嬉しくなります。

缶のスペックは370ml、ABV 7.5%です。

ちなみに、公式サイトには「缶には隙間を作らない満量充填を徹底」という記載があります。

飲み口の柔らかさに、こういう部分も効いているのかもしれません。

名古屋に行けないときは

その場で買えなかった方や、もう一度飲みたくなった方向けに、通販の選択肢もあります。

価格の目安は、370ml缶で693円(参考:楽天市場「酒の岡田屋」の商品ページ)。

ただし在庫は動きますし、クラフトビールは仕込みのタイミングで欠品します。

見つけたときに買っておく、くらいの気持ちがちょうどいいと思います。

[ポチップ: Lupulin Nectar 370ml(Y.MARKET BREWING) — 公式 / Amazon / 楽天]

クラフトビールの通販そのものが初めてという方は、クラフトビール通販おすすめ比較7選で買い方を整理しています。

定番から揃えたい方はクラフトビール通販で人気のおすすめ7選、贈り物にするならクラフトビールギフトおすすめ5選もあわせてどうぞ。

これから行く人へ

はじめて行く方が迷いそうなところを、先にまとめておきます。

店舗情報(2026年7月時点)

  • 店名:ワイマーケット ブルーイング キッチン(Y.MARKET BREWING KITCHEN)
  • 住所:〒450-0002 愛知県名古屋市中村区名駅4-17-6
  • 営業時間:火〜木 17:00〜23:00/金 15:00〜23:00/土日祝 11:30〜23:00
  • 定休日:月曜日
  • 予約:電話・ネット予約に対応(確実に座りたいなら、予約の入りにくい早い時間が狙い目です)

(参考:ワイマーケット ブルーイング キッチン 公式サイト

店名を間違えないでください

これが地味に大事です。

Y.MARKET BREWINGは直営店を複数展開しています。

僕が行ったのは名駅のY.MARKET BREWING KITCHENですが、ほかにCRAFTBEER KEG NAGOYA、柳橋TERRACE、エール エール ギフ、ワイマーケットのクラフト食堂 ナゴロバがあります。

同じブランドでも場所も雰囲気も違うので、待ち合わせのときは店名まで伝えてください

サイズは330mlから。4杯でも飲みすぎになりません

Rサイズが330mlなので、4杯で1,320mlです。

500ml缶に換算すると3本弱。

いろいろ試したいけれど酔いつぶれたくない、という方にはちょうどいい刻み方でした。

ただしABVは5.5%から8.0%と高めなので、そこだけは油断しないでください。

よくある質問

ブルワリー併設のお店って、1人でも入れますか?

入れます。

僕は平日の18時に1人で入って、4杯飲んで帰りました。

5グループの予約が入っている状況でしたが、居心地が悪いと感じる場面はありませんでした。

クラフトビール初心者は、何から頼めばいいですか?

メニューにIBUとABVが書かれているので、まずはIBUが低めでABVが5%台のものから選ぶと安心です。

ただしヘイジー系はIBUが低くても香りが強いので、「軽いビール」を求めている方はスタイル名も一緒に見てください。

迷ったらスタッフの方に「軽めから飲みたい」と伝えるのがいちばん早いです。

IBUが低いビールなら、苦くないということですか?

苦味は弱めですが、「味が薄い」わけではありません。

実際、この日いちばんホップを感じたのはIBU 11.23のルプリンネクターでした。

IBUは苦味成分の量を測った数字で、香りの強さは別物だと考えてください。

缶は店頭以外でも買えますか?

買えます。

公式オンラインショップのほか、楽天市場やAmazonでも取扱いがあります。

ただし在庫は変動するので、見つけたタイミングで確保しておくのが確実です。

予約は必要ですか?

1人や少人数なら必須ではありませんが、時間帯によっては予約が入っています。

確実に座りたい場合や人数が多い場合は、公式サイトから予約しておくと安心です。

まとめ:1階で造ったものを、2階で飲む

名古屋・柳橋のY.MARKET BREWINGの建物外観。夕暮れの空にBEERの縦看板が灯っている
造る場所と飲む場所が同じ建物にある。それがこのお店のいちばんの面白さです。

Y.MARKET BREWINGの面白さは、造る場所と飲む場所が同じ建物にあることに尽きます。

ガラス越しに設備を見てから、階段を上がって一杯目を頼む。

この順番があるだけで、最初の一口の感じ方が少し変わります。

そして4杯飲んだ結論は、迷ったらLupulin Nectarです。

IBU 11.23という数字からは想像できないほど香りが強くて、それでいて柔らかい。

数字だけでビールを選ばなくなる、という意味でも、一度は飲んでおく価値のある一杯でした。

最初から4杯飲まなくて大丈夫です。

まずは1杯、気になった名前のものを頼んでみてください。

メニューにスタイルもIBUも書いてあるので、そこから好みは見つかります。

最後まで読んでくださり、ありがとうございます。

次に名古屋へ行く予定ができたら、思い出してもらえたら嬉しいです。

それでは、カンパーイ!

※ 本記事の価格・送料・同梱内容は2026年7月時点の調査に基づきます。
※ 最新情報は各販売ページでご確認ください。
※ お酒は20歳になってから。妊娠中・授乳期の飲酒はおやめください。
※ 飲酒運転は法律で禁止されています。

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